• HOME
  • 注目の不妊治療

注目の不妊治療

1978年7月、イギリスのある病院で世界最初の体外受精による女児(体重2,600g)が誕生しました。
この体外受精の成功が、長い間赤ちゃんに恵まれない不妊夫婦にとって、大きな夢を与えました。
その後、1983年には、日本でも東北大学鈴木博士のもとで、初めて体外受精の赤ちゃんが誕生しています。30数年が経過した現在では、新しい技術が次々と開発され、体外受精は、より簡易に、そして安全になり、妊娠率も向上しました。

一方で、体外受精に何度挑戦しても失敗に終わる場合も多く、最終的に赤ちゃんを授かる割合、その生産分娩率(生児を出産した割合)は、いまだに30%前後であり、満足すべき水準に達しているとは言えません【※1】。初産年齢は30代が20代を追い抜き、初産年齢の高齢化が進んだ昨今では、特に35歳以上で妊娠を希望する夫婦の数がますます増えており、そこには不妊の悩みがつきまといます。生物学的に考えて、生殖機能は年齢とともに低下します。
卵子数は加齢とともに減少、そして女性が老化すると同様に卵子の質も低下(=老化)します。35歳を過ぎるころから、急速に女性の妊孕性(妊娠のしやすさ)は低下、体外受精による妊娠率は、30代前半では30%を上回りますが、40代に入ると著しく悪化し、1桁台まで低下すると報告されています。


また、生殖補助医療は、経済的な大きな負担のみならず、肉体的・精神的にも負担を伴います。
このように初産年齢の高齢化が進んだ現代では、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療とは別の視点から、より安全に、そして女性のカラダと心に優しく不妊症を治療する新しい取り組みが、注目されています


【※1】多くの生殖補助医療専門施設で、インターネット上に妊娠率40~50%と発表されている場合、その成績の意味を正確に判断する必要があります。
不妊治療の最終目標は「妊娠成立」ではなく、単に妊娠反応が陽性(化学妊娠)では、体外受精の成功とはいえません。超音波検査で胎児が確認され(臨床的妊娠)、順調に発育し、無事に健康な赤ちゃんが生まれて初めて体外受精が成功したと言えるでしょう。
化学妊娠なのか臨床的妊娠を意味しているのか、または生産分娩率の成績がどのくらいであったのかを調べて、その施設の実績を評価することが重要です。

不妊治療における代替療法

不妊の原因のおよそ50%を占める、いわゆる原因不明の「機能性不妊」を治療する、不妊症代替療法を紹介しています。古くて新しい「漢方薬」や「鍼灸」による不妊治療から、遺伝子生物学を応用した「分子整合栄養医学」による最先端不妊治療、「キレーション療法」や、「ナチュラルホルモン療法」など身体への負担が少なく、安全なさまざまな不妊治療が注目されています。

分子整合栄養医学

分子整合栄養医学

分子生物学から解明されつつある遺伝子による生命の法則を、不妊症の治療のみならず、妊娠時のさまざまなリスクの軽減や、障害を持つ比率の高い未熟児の軽減、早産の予防などに応用したのが「分子整合栄養医学」による不妊治療です。
晩婚化で初産年齢の高齢化が進んだ現代では、不妊治療が加齢との戦いであるとも言えます。活性酸素の除去や、卵子の質の向上つまり臓器や細胞レベルのエイジング治療を目的とした分子整合栄養医学は、生殖補助医療の代替療法の有効な一つとしてますます注目されています。

分子整合栄養医学に関してもっと読む

漢方で治療する

漢方で治療する

古来より中国医学から発展した自然の生薬である「漢方薬」が、現代の不妊治療においても負担が少なく体のバランスを整えるといったその服用効果が、再び注目されるようになってきました。

漢方の治療に関してもっと読む

鍼灸で治療する

鍼灸で治療する

東洋医学の治療法である「鍼灸」。体の反射区(ツボ)を刺激することによって、滞っていた血液の循環などを良くし、体のバランスを整えて妊娠に向けた体づくりをしていく効果が注目されています。

鍼灸の治療に関してもっと読む