パートナーとの絆は重要

妊娠は2人の問題

子供が欲しいと願っていても、なかなか子宝に恵まれず悩んでいらっしゃるご夫婦も多いかと思います。愛する人との子供が欲しいと思うのはとても自然なこと。それがかなえられないというのは、本当に不安なことだと思います。

そんな方たちのために妊娠への道を示すべく不妊治療はあるのですが、治療に取り組むにあたって2人の思いの温度差があるケースも多々あります。治療が長くなるほどその差は広がっていき、ついには最悪の結果となってしまう事も…。こうしたケースでは、女性側の思いが強すぎて男性側のプレッシャーとなってしまい、それが亀裂となってしまう事が多いようです。

妊娠は2人の問題です。解決への道は2人の協力が必要不可欠なのです。2人のコミュニケーションを良くして、妊娠へ向けてお互い頑張っていこうという協力体制を築いていきましょう。

妊娠は2人の問題

男性のプレッシャー

不妊の問題というと、どうしても女性の方の障害へ目が向いてしまうため、女性に比べて男性の意識は少し低いようです。けれども、子供が欲しいという気持ちは女性と一緒ですから、そのための治療には協力してくれる事と思います。しかし、男性はとてもデリケートな面を持ち合わせています。そんな男性にとって、女性以上に婦人科へ出向くということはとても勇気のいる事です。

その不安を取り除くためにも、事前に不妊治療をされた方の体験談や専門医療機関がいかなる場所かを2人で調べるのも良いかと思います。どんな治療をどんなところで受けるのかを知ったり、同じ悩みに治療を受けている人の体験を聞く事で、男性も女性も治療に向かう不安が解消されることでしょう。

男性のプレッシャー

女性のプレッシャー

妊娠できない、この事実は女性にとって何よりもつらい現実です。夫や夫の両親などの周りの目に苦しんだり、子供のいる人を見て苦しんだり…。妊娠できない自分を責めて、全ての不安を抱え込んでしまう方も少なくはありません。

しかし、現在の不妊治療は日々進化しています。不安を抱え込んでストレスをためてしまう事は、ますます妊娠から遠ざかってしまう事です。まずは一歩、可能性のある方へ進んでみましょう。

不妊治療をおこなうにあたって、ここで女性の方には注意事項が。タイミング法などを試す時、女性の気持ちが強すぎて、男性にプレッシャーをかけ過ぎてしまう事があります。男性の勃起は心因性が高く、プレッシャーで緊張してしまうと上手くいかない事があるのです。なるべく義務感を強く感じさせる事がないよう、雰囲気作りをしてあげる事も大事なようです。

矢崎 智子先生